北海道胆振地方を震源とする大きな地震がありました。

地震発生時、大きな揺れと、
食器などがガチャガチャとぶつかる音で目が覚めました。
私は、東日本大震災の時、
東京で震度5の揺れを体験しましたが、
その時よりも揺れたような体感。
真っ暗な部屋の中で、ガチャガチャと激しい食器のぶつかる音。
きっと割れたな。と確信した。
真っ暗な中でのこの音が不気味で、
今まで作り上げて来たものが崩れ落ちるような、
そんな悲しい音でした。
揺れが収まって、
停電していることに気付く。
ランタンや懐中電灯で部屋の様子を確認。
食器は落ちていたけど割れているものはなさそう。
パソコンが倒れていた。
無事だろうか?
暗いので、細かい確認は朝まで待ち、
とにかく次の地震に備え、
割れたら困るもの、落ちてきたら困るものを安全なところへ動かし、
枕元に靴を準備。
外をみたら真っ暗。街灯も消えている。
そんな最中、コンビニへ買い物に行く人がちらほら。
電池などを買いに行ったのだろうか。
実家と連絡取り合い、無事を確認し安堵。
余震もあり、緊張して眠れなさそうだけど、
せめて横になろうと布団に入りました。
この間、カムはぐっすり夢の中〜。
**

朝になって明るくなってきたので、
状況確認と洗濯(我が家は水道が出ました)。
カムのご飯を作りました。
外はサイレンの音がひっきりなしに鳴っている。
停電していたけど、普段から電気を極力使わない生活だったので
洗濯も調理も問題なし。
こんなときだからこそ、少し元気出るように…と
蒸しケーキを作りました。
まだなんとかメールが通じる状態だったので、
親友が情報を流してくれました。
親友は関西に住んでいます。
つい先日、台風直撃で怖い思いをしています。
この自然災害の連発に地球の今後を心配したりして…。
**
目覚めたカムが、電気のスイッチをパチパチしても灯りがつかないことに
イライラし始めました。

これはやばいと思い、気分転換もかねて近所の偵察。
コンビニは長蛇の列。
うちは備えがあったので
特に必要なものはなかったけど、
店内に入ってみることに。
棚はガラガラ。スナック菓子やジュースは少しあったかな。
号外の新聞を無料配布していたのでもらってきて、
胆振地方の被害の大きさを知りました。
通りすがりの人が、近所に避難所ができたよと
教えてくれました。
バーベキューをやっている家庭もあり、
みなさん、状況は様々なんだなと実感。
楽しげなバーベキューの光景にちょっと癒されました。
公衆電話が無料で使えるとのことだったので、
埼玉の実家に電話。

通信が混んでいたのか、なかなか繋がらなかったけど、
なんとか無事を報告しました。
親戚や友人が心配して、あちこちから連絡が来ていると。
そうだよね。どうやら全道停電したみたいだし、
こりゃ一大事。
北海道って結構でかいんですよ。
その全てが停電ですよ。
地震で揺れなかった地域まで停電とは。。
さて!
震災と停電を経験し、対策をまとめてみようかと思います。
とても長くなりそうなので
(この時点ですでに長文ですが)
前編後編に分けます。
●食器棚
割れ物ばっかり収納してあるところです。
我が家の場合は、カムが食器棚のガラス扉を叩くので
ガラスに割れ防止シートが貼ってありました。
今回の揺れでは割れませんでした。
そして、我が家の食器棚は、扉が一枚外れております。
カムが壊して取れてしまいました。
扉のない方に収納してあった食器の一部が床に落下していましたが、
我が家はカムがすぐに転ぶので、床前面にコルクマットが敷いてあり、
そのおかげで割れたものはありませんでした。
食器棚の下の方に食器を収納し、
上の方にはお茶や保存容器(割れにくいもの)などを収納していたので、
低い位置から食器が落下したのも
割れなかった原因かもしれません。
今後の地震に備え、あまり使わない食器は食品用のラップに包みました。
この方法は、引っ越しのときにやっていた方法。
ラップなので、包んでも中が見えるし、
重ねるとずれにくい。
少しの衝撃なら保護できるし、万が一割れても処理しやすい。
さらに、水道がストップして節水しなきゃいけなくなったとき、
食器にラップをかけたまま使えば、
使用後はラップを剥がせば洗わなくて済むので節水できます。
いざという時のためにラップを備えておくことをお勧めします。
特売の時にまとめ買いです!
●冷蔵庫
停電したら困るポイントの一つですね。
停電したら冷蔵庫は開けない。
と聞いていたので冷凍庫は封印。
うっかり開けないようにゲムテープで止めました。
我が家の場合、氷を全く使わないので、
氷を貯めておくスペースには保冷剤がたくさん入っていました。
[caption id="attachment_9633" align="aligncenter" width="353" height="471" alt="IMG_1451.jpg"]
普段はカムのおもちゃになっている保冷剤たち[/caption]
その保冷剤を全て出して、一回だけ冷蔵室を開けて、
冷蔵室の一番上の段に全ての保冷剤を置いて扉をしめて
封印しました。
停電は13時間でしたが、冷蔵、冷凍ともに問題なかったです。
停電がもっと長くなるようなら食べちゃった方がいいかもしれない。
●食べ物
我が家はお米がたくさんあり、野菜も買い置きがあり、
普段から乾燥野菜をたくさん作っていたので、食べ物には困りませんでした。
葉物がなかったけど、こんな時だから仕方ない。
食べられるものを食べよう!
今回、水道は止まりませんでしたが、
常にタンクに水も貯めてあったので、
万が一断水しても大丈夫な備えはありました。
数日後にはご近所の農家さんから野菜が買えましたよ。
さすが北海道!
停電しても野菜は育ちます。
[caption id="attachment_9634" align="aligncenter" width="374" height="499" alt="IMG_1452.jpg"]
じゃがいも祭り!とうきびもあったけど食べちゃった[/caption]
今後、流通の回復がいつになるのか?
また地震が来て停電するかも?
という状況の中で、常温で長期間保存できる野菜は、
こんな時にはとても助かります。
農家さんに、
「カムちゃん、どうしてる?
怖がっていない?
もし何かあったら手助けするからね!」と
言ってもらい、気持ちが和らぐ。
こんな時は、人のあたたかさが心の支えです。
後編に続きます。
後編は、午後の様子と、障害関係のこと、充電関係のことをまとめます。

地震発生時、大きな揺れと、
食器などがガチャガチャとぶつかる音で目が覚めました。
私は、東日本大震災の時、
東京で震度5の揺れを体験しましたが、
その時よりも揺れたような体感。
真っ暗な部屋の中で、ガチャガチャと激しい食器のぶつかる音。
きっと割れたな。と確信した。
真っ暗な中でのこの音が不気味で、
今まで作り上げて来たものが崩れ落ちるような、
そんな悲しい音でした。
揺れが収まって、
停電していることに気付く。
ランタンや懐中電灯で部屋の様子を確認。
食器は落ちていたけど割れているものはなさそう。
パソコンが倒れていた。
無事だろうか?
暗いので、細かい確認は朝まで待ち、
とにかく次の地震に備え、
割れたら困るもの、落ちてきたら困るものを安全なところへ動かし、
枕元に靴を準備。
外をみたら真っ暗。街灯も消えている。
そんな最中、コンビニへ買い物に行く人がちらほら。
電池などを買いに行ったのだろうか。
実家と連絡取り合い、無事を確認し安堵。
余震もあり、緊張して眠れなさそうだけど、
せめて横になろうと布団に入りました。
この間、カムはぐっすり夢の中〜。
**

朝になって明るくなってきたので、
状況確認と洗濯(我が家は水道が出ました)。
カムのご飯を作りました。
外はサイレンの音がひっきりなしに鳴っている。
停電していたけど、普段から電気を極力使わない生活だったので
洗濯も調理も問題なし。
こんなときだからこそ、少し元気出るように…と
蒸しケーキを作りました。
まだなんとかメールが通じる状態だったので、
親友が情報を流してくれました。
親友は関西に住んでいます。
つい先日、台風直撃で怖い思いをしています。
この自然災害の連発に地球の今後を心配したりして…。
**
目覚めたカムが、電気のスイッチをパチパチしても灯りがつかないことに
イライラし始めました。

これはやばいと思い、気分転換もかねて近所の偵察。
コンビニは長蛇の列。
うちは備えがあったので
特に必要なものはなかったけど、
店内に入ってみることに。
棚はガラガラ。スナック菓子やジュースは少しあったかな。
号外の新聞を無料配布していたのでもらってきて、
胆振地方の被害の大きさを知りました。
通りすがりの人が、近所に避難所ができたよと
教えてくれました。
バーベキューをやっている家庭もあり、
みなさん、状況は様々なんだなと実感。
楽しげなバーベキューの光景にちょっと癒されました。
公衆電話が無料で使えるとのことだったので、
埼玉の実家に電話。

通信が混んでいたのか、なかなか繋がらなかったけど、
なんとか無事を報告しました。
親戚や友人が心配して、あちこちから連絡が来ていると。
そうだよね。どうやら全道停電したみたいだし、
こりゃ一大事。
北海道って結構でかいんですよ。
その全てが停電ですよ。
地震で揺れなかった地域まで停電とは。。
さて!
震災と停電を経験し、対策をまとめてみようかと思います。
とても長くなりそうなので
(この時点ですでに長文ですが)
前編後編に分けます。
●食器棚
割れ物ばっかり収納してあるところです。
我が家の場合は、カムが食器棚のガラス扉を叩くので
ガラスに割れ防止シートが貼ってありました。
今回の揺れでは割れませんでした。
そして、我が家の食器棚は、扉が一枚外れております。
カムが壊して取れてしまいました。
扉のない方に収納してあった食器の一部が床に落下していましたが、
我が家はカムがすぐに転ぶので、床前面にコルクマットが敷いてあり、
そのおかげで割れたものはありませんでした。
食器棚の下の方に食器を収納し、
上の方にはお茶や保存容器(割れにくいもの)などを収納していたので、
低い位置から食器が落下したのも
割れなかった原因かもしれません。
今後の地震に備え、あまり使わない食器は食品用のラップに包みました。
この方法は、引っ越しのときにやっていた方法。
ラップなので、包んでも中が見えるし、
重ねるとずれにくい。
少しの衝撃なら保護できるし、万が一割れても処理しやすい。
さらに、水道がストップして節水しなきゃいけなくなったとき、
食器にラップをかけたまま使えば、
使用後はラップを剥がせば洗わなくて済むので節水できます。
いざという時のためにラップを備えておくことをお勧めします。
特売の時にまとめ買いです!
●冷蔵庫
停電したら困るポイントの一つですね。
停電したら冷蔵庫は開けない。
と聞いていたので冷凍庫は封印。
うっかり開けないようにゲムテープで止めました。
我が家の場合、氷を全く使わないので、
氷を貯めておくスペースには保冷剤がたくさん入っていました。
[caption id="attachment_9633" align="aligncenter" width="353" height="471" alt="IMG_1451.jpg"]

その保冷剤を全て出して、一回だけ冷蔵室を開けて、
冷蔵室の一番上の段に全ての保冷剤を置いて扉をしめて
封印しました。
停電は13時間でしたが、冷蔵、冷凍ともに問題なかったです。
停電がもっと長くなるようなら食べちゃった方がいいかもしれない。
●食べ物
我が家はお米がたくさんあり、野菜も買い置きがあり、
普段から乾燥野菜をたくさん作っていたので、食べ物には困りませんでした。
葉物がなかったけど、こんな時だから仕方ない。
食べられるものを食べよう!
今回、水道は止まりませんでしたが、
常にタンクに水も貯めてあったので、
万が一断水しても大丈夫な備えはありました。
数日後にはご近所の農家さんから野菜が買えましたよ。
さすが北海道!
停電しても野菜は育ちます。
[caption id="attachment_9634" align="aligncenter" width="374" height="499" alt="IMG_1452.jpg"]

今後、流通の回復がいつになるのか?
また地震が来て停電するかも?
という状況の中で、常温で長期間保存できる野菜は、
こんな時にはとても助かります。
農家さんに、
「カムちゃん、どうしてる?
怖がっていない?
もし何かあったら手助けするからね!」と
言ってもらい、気持ちが和らぐ。
こんな時は、人のあたたかさが心の支えです。
後編に続きます。
後編は、午後の様子と、障害関係のこと、充電関係のことをまとめます。
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