前回に続き、
今回もカムがNICUに入院していた時のお話です。
*
この頃は東京に住んでいて、
自宅のすぐそばに都立の小児病院があったのですが、
カムが入院していたのは
片道2時間の場所にある別の都立小児病院。
産後間もない身体で毎日通うのは結構大変で
体調を崩すこともありました。
それでもカムに会いたくて、
朝早くに家を出て
(通勤ラッシュの時間に当たってしまうので
座れなかった)
面会時間ギリギリまで病院にいました。
日中はずっとNICUに。
ここで過ごす時間は長かったです。
面会中は基本的には
背もたれなしの椅子ですが、
幾つか、ゆったりとくつろげるソファがあって、
たまにですが利用することができました。
貴重なリラックスタイム!
そんな時、どこからか綺麗な歌声が!
誰かが我が子のために
子守唄を歌っているようでした。
優しくて静かな子守唄。
綺麗な歌声に癒されました。
後で他のママさんから
どうやらプロの方らしいという話を聞きました。
ここにはたくさんの保育器が並んでいる。
自分のことで精一杯だったけど、
当たり前のことですが
ここにはいろんな人が集まっていて
いろんな人生があるんだなと実感したのでした。
*****
ランキングに参加しています。
よかったらポチッとお願いします
↓ ↓
にほんブログ村
コメント