カムホーム kamuhome

先天性CMV(サイトメガロウイルス)感染症で生まれたカムの日々。 両耳高度難聴、発達障害(知的障害)、睡眠障害などの障害あり。 成長がゆっくりなカムの、のんびりな北海道ライフ。

カテゴリ: 特性(障害)

さて、夜驚症は脳の発達を待てば消えるそうなので成長を待てば良いのだろうけど、なるべくパニックは避けたい!でも、ストレスはなるべく減らしたいが刺激的なこと(良い刺激)は避けられない部分もある…そんなわけで家庭でできる対策をしていきます。まずはいつものルーテ ... 続きを読む

夜驚症(やきょうしょう)なんか怖いことが起きそうな名前のこの症状は何!?  ↓夜驚症とは眠りについてしばらくして突然起き出し、恐怖に怯えたような表情をしたり何かから逃げるように走り回ったりする。声をかけても反応はなく、しばらくすると落ち着き、目が覚めてか ... 続きを読む

ある日の夜ある日の夜。カムが布団に入りぐっすりと眠りにつきました。よーし寝た寝た。じゃあ私も寝ようかな〜と思った時…突然カムが大騒ぎ。何か怖い夢でも見たのか?恐怖から逃げるかのように飛び起きて部屋をぐるぐる走り回りました。寝ぼけているの?って思ったけど… ... 続きを読む

耳が聞こえず、重い知的障害のあるカム。そんなカムの我が家のしつけとは。私としては自主的にやることが大事だと思っているので、そうすることの意味を見て学んでもらおうと、ひたすら行動で示すようにしました。これはカムが視覚情報が優位だったから。ある時からカムが自 ... 続きを読む

カムは高度難聴です。生活音は基本的に聞こえていないと思います。ですが音は振動によって肌で感じることもできます。太鼓の演奏でドンドンという振動を肌で、体で感じた人も多いのではないでしょうか?カムが赤ちゃんの時、寝かしつけでよく子守唄を歌っていました。 カム ... 続きを読む

カムが赤ちゃんの頃、カムの障害の話をすると、「かわいそうね」と言われる事が多かった。そんなにかわいそうなんだろうか?かわいそうと言われた子はどう思うだろうか?悪気がないのは十分わかっているけど、こんな時、このコメントがカムの耳に入らなくてよかったと思う。 ... 続きを読む

カムは自分のことを何も言わないので一つ一つの行動にどんな意味があるのか分かりません。先日のリハビリで、カムが手元を見ないで作業することに関して直視を避けることで刺激を弱めているのかもしれないと指摘されました。時々、目を細めることがあるカムですが、これも刺 ... 続きを読む

カムは切り替えが苦手です。本人が納得するまで待つこともありますが急いでその場から移動しなければいけない時に使う手段が『暗くする』です。カムが小学生の頃、担当していたお仕事がありまして、それはゴミ捨て係と照明係でした。どちらもカムの大好きなことだったので、 ... 続きを読む

カムが音声言語でママとかお母さんとか言うことはないだろうと思っていたけど、カムがまだ小さかった頃に「まーー!」とカムに呼ばれたことがあります。この頃のカムがママを呼ぶのは基本的に、おっぱいが欲しい時。お腹がすくとなぜ「まーーー」なのか?ママ(赤ちゃんにと ... 続きを読む

昔、何度か聞いた話で『後ろから声をかけると振り向くので子供が難聴であることに気がつかなかった』…という話。カムは生まれてすぐに検査をしたのですぐに難聴だとわかりましたが、そんなことがあるのかと驚いたのを覚えています。音は振動で伝わるので振動を肌で感じたの ... 続きを読む

カムは、物をとって欲しい時など指差しをして指し示すのではなく、そばにいる人の手を取り、その物に近づけるという行動をします。これをクレーン現象といいます。(障害者だけがやるわけではありません)学校で、カムは自分の上着をハンガーにかけたのですがどうもハンガー ... 続きを読む

前回の続きです。 手を繋いでくれないカムですが、 カムから繋いでくれることはたまにあります。 そんな時、 彼女が言っていた言葉を思い出しました。 「握り返したらダメなのよ」 私はその教えの通り カムが握ってくれた時は手に力を入れず、 あくまで 『カムが一方的に ... 続きを読む

あの頃は具体的に大変さをわかっていなかったけど 今になってあのお母さんの大変さがよくわかります。 何か気になるものがあると 周りが見えなくなってダッシュするカム。 そんなカムと外を歩くときに 手を繋げない怖さ。 なるべく車の少ない道を選んで歩くけど、 やっぱ ... 続きを読む

息子さんがそっと、 小指だけつかんでくれた。 彼女はとてもとても嬉しそうで、 そんなママの反応がちょっと嬉しそう(に見えた)な 息子くんでした。 大事なポイントは 握り返さないこと、こちらは力を入れないこと。 だそうです。 息子くんの 『許せる範囲』を尊重し ... 続きを読む